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9. メソッド

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メソッドとはプログラムを塊にして他から呼び出せるようにしたものです。
例となるコードを示します。

ソースコード

メソッドを使うとプログラムを機能ごとにまとめることができるため、読みやすくなり、何度も同じコードを書く必要がなくなります。
/*と*/で囲まれた部分は//以降と同じようにコメントになります。複数行のコメントを作る場合などに利用します。

メソッドの宣言の書き方

public static 戻り値の型 メソッドの名前(引数) {
 処理
}
のように書きます。「public static」の部分は今はそういうものだと思っていてください。
戻り値とはメソッドが呼び出し元に返す値です。voidと書くとそのメソッドは何も返さないことを示します。return文で戻り値を返します。
引数とはメソッドに渡される値です。複数ある場合は「,」で区切ります。
例えば、29行目の宣言ではint型の値を引数として受け取り、int型の値を返すgetYearADというメソッドを宣言しています。

メソッドの呼び方

メソッド名(引数);と書くとメソッドを呼び出すことができます。引数がないメソッドの場合は()の中を空にします。
戻り値があるものは呼び出しの文を戻り値の値を使う場所に書くことで、戻り値が利用できます。

mainメソッドについて

mainメソッドはプログラム起動時に自動的に呼ばれるメソッドです。ひとつのプログラムにひとつ作ります。
public static void main(String...args) のように書きます。argsの部分には起動時のオプションなどが入ります。