4. 基本型の変数
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プログラムでは変数というものを使います。変数とは値を入れておくための箱のようなものです。
例えば、
int number = 2018;
System.out.println(number);
というプログラムでは「number」という名前の変数に「2018」という値が代入され、画面へと出力されます。
変数には型があり、なかに入れる値の種類により、使う型が違います。ここでは基本データ型と呼ばれる型の変数について説明します。
整数を入れる型
- int・・・よく使う整数、32ビット
- long・・・intで足りないときに使う、64ビット
- short・・・あまり使わない、16ビット
- byte・・・そこまで使わない、8ビット
少数を入れる型
- double・・・精度の高い少数、64ビット
- float・・・精度の低い少数、32ビット
真偽を入れる型
- boolean・・・真偽値、trueかfalse、1ビット
文字を入れる型
- char・・・一つの文字、16ビット
演算について
変数や値は足し算などの演算ができます。
+、-、*、/、%が使えます。%は割った余りを求める記号です。
また値の大きさの比較などもできます。
「a >= b + c」と書くと、aがbとcの和よりも大きいか等しいときtrueが返されます。
最後に使用例を示します。