2. 言語について
更新日:
プログラム言語には多くの種類があります。大きな分類として以下の3つの方式があります。
事前コンパイル型
メリット:速い、スペックの低いコンピュータでも動く
デメリット:異なる種類のコンピュータで動かすのが大変
例:c, c++
インタプリタ型
メリット:いろいろなコンピュータで動く、文法が簡単なものが多い
デメリット:遅い、実行する環境が必要
例:JavaScript
仮想マシン型
メリット:それなりに速い、いろいろなコンピュータで動く
デメリット:少し遅い、実行する環境が必要
例:Java
Java入門では仮想マシン型言語のJavaを使います。Windows、Linux、macOSのどれでも動作するはずです。
Javaの特徴
- cやc++より新しい言語であり、文法が比較的洗練されている
- 共通のコードでWindows、Linux、macOSで動作する
- Androidのアプリ開発で利用されている
Javaのバージョン
Java9以降、毎年3月と9月の年2回、メジャーバージョンアップが行われています。また、Java11、Java17(予定)など3年ごとにLTS(長期サポート版)が提供されています。 2020年4月6日の段階では、最新版はJava14、最新のLTSリリースはJava11となっています。
いくつかの団体から配布されており、有名なものとしては OracleJDK、 AdoptOpenJDK などがあります。個人利用の範囲では、サポートの期間などは違いますが、大きな違いはありません。
このサイトでの動作確認はAdoptOpenJDK 11(HotSpot)を利用しています。